第44回 日本頭痛学会総会 にて学会発表いたしました
2016年10月22日(土)、第44回 日本頭痛学会総会 にて、代表理事の尾田恵が発表いたしました。
■開催日 : 2016年10月21日(金)〜10月22日(土)
■会場 : ウェスティン都ホテル京都
■研究テーマ「片頭痛の光過敏に配慮した照明器具の開発」
○尾田恵 ㈱菜インテリアスタイリング
辰元宗人 獨協医科大学神経内科准教授
平田幸一 獨協医科大学神経内科教授
■研究内容概略
片頭痛患者は光に過敏で、光の刺激で頭痛発作が起きること(40%程度)がある。
片頭痛患者の光過敏を軽減する環境を得るために、片頭痛患者と健常者を対象とした、
光過敏に配慮した照明器具(パターン、色温度)の調査を行い、
片頭痛患者、健常者共に、ボタニカルパターンの低色温度が好ましいことが明らかになった。
この結果を元に、ボタニカルパターンで、低温度に調光・調色が可能な照明器具を開発した。
以前より、「Active Care®~医療とインテリア~」をテーマに、片頭痛とインテリアデザインの関係について、研究をすすめておりましたが、この度、「片頭痛の光過敏に配慮した照明器具の開発」に取り組み、片頭痛患者と健常者を対象に行った照明実験結果と、それを元に開発した照明器具について発表させていただきました。
今後も引き続き、医学とインテリアの関係について研究をすすめ、よりよいインテリア空間デザインにつなげていきたいと考えています。
* インテリア健康学 「アクティブ・ケア」とは?
自分自身で健康を守りさまざまな症状と向き合う、前向きで積極性のある健康管理の考え方。
日々の暮らしの中で、影響の大きいインテリアで “カラダとココロ” をケアし、毎日を豊かに快適に過ごすことを目的としています。
アクティブ・ケアは「医療とインテリア」から生まれた全く新しいオリジナルインテリア・メソッドです。