COLUMN

-COLUMN- 予防ヘルスケアとインテリア

新しい生活様式を踏まえた新しい環境づくりが求められる今、インテリア(=生活環境)は「予防ヘルスケア」の視点が益々求められると感じています。特にテレワークの普及、自粛生活も長期化が予想される中、住宅の役割は、個人の住環境の視点に加え、企業の労働環境の観点からも益々重要視されています。感染予防とともに歩む「withコロナ」時代を乗り切る策として、安心・安全・健康な暮らしを支えるための生活環境づくりは必要不可欠です。

「インテリアと健康」をテーマに活動する私たちの予防ヘルスケアの対象は、主に「一次予防」です。
新型コロナウイルスの感染予防策としては、抗ウイルス・抗菌素材、耐薬品性素材を正しく使うことはもちろん、「免疫力アップ」につながる生活環境づくりも、感染予防策になり得るものと考えています。第2、第3波に備えるため、私たちの健康を守るために「新しいインテリアのあり方」が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

活動の形態は変わりますが、みなさまと一緒に「インテリアと健康」について考え、行動したいという想いに変わりはありません。インテリアによる感染予防は、「インテリアの可能性」のひとつです。「アクティブ・ケア」の概念は、⼈が過ごす「⽣活環境」を整えることでストレスや刺激を軽減し⼈を健康へと導く健康管理の新しい考え⽅であり、健康を自分自身で前向きにセルフケアできる環境づくりです。「生活環境」という土台をしっかり整えることで、日々の暮らし(運動・睡眠・食事・ストレス解消)を支え、疾病の発生予防(一次予防)を目指します。

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍において「アクティブ・ケア」が担える役割、健康への寄与を目指して、これからもJIHSAは活動を続け、情報を共有させていただきます。みなさまと直接お会いできる日まで今しばらくかかりそうですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2020年7月3日 代表理事 尾田 恵

 

 

 

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