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2018.7.23「ドクターから学ぶ勉強会『認知症編』」を開催しました

2018年7月23日サンゲツ品川ショールーム会議室にて、

デザインに必要な医学の知識「ドクターから学ぶ勉強会『認知症編』」を開催しました。

今回は高齢化が加速する日本において誰もが直面する可能性のある健康課題「認知症」を取り上げ、東京都町田市の特別養護老人ホーム「清風園」の澤田名美枝先生(清風園診療所長、医務部長)を講師にお招きして、「知っておきたい認知症の基本的知識」と題してご講義をいただきました。

 

 

講義では、認知症の周辺症状(BPSD)は生活環境を整えることで緩和できる可能性があることについて教えて頂き、インテリアの側面から具体的に「床材」「光」「家具」「壁・床などの模様」などについてどのような配慮をすべきかのアドバイスをいただきました。

 

 

後半は認知症予防と健康寿命の延伸についてのお話を伺いました。

特に「健康状態」と「要介護状態」の中間の状態である”フレイル”の状態にある方々をいかに「健康状態」へと導いていくかが大変重要であること、また、フレイルは可逆性であるので、早めの介入と環境づくりが大切であることを教えていただきました。

澤田先生が介護の現場で目の当たりにされているご高齢者やご家族の様子なども交えたお話は大変分かりやすく、ご参加の皆様からも「とても参考になった」「新しい知識を得られ、良い機会になった」「内装材の提案に役立つと思う」等のお声をいただきました。

今回は早々に満席となり、ご参加いただけなかった皆様には大変申し訳ございませんでした。
協会では今後もこのような勉強会を企画して参りたいと思いますので次回以降ぜひご参加いただければ幸いです。

 

 

 

 

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